一面のミズバショウが眩しい。
池ヶ原湿原は、奥飛騨数河流葉県立公園内にある低層湿原です。
標高960-980mの準平原(ニコイ高原)の中央部にあり、岐阜県の天然記念物に指定されています。
春、約6haの湿原に雪解けを待っていたかのように、30-40万株ものミズバショウが一斉に咲き始めます。
黄色の花をつけるリュウキンカと織りなす風景は壮観です。例年、4月下旬から5月上旬が見頃。木道が湿原のほぼ中央に整備されており、一面のミズバショウの中を散策することができます。
夏も湿原に吹き渡る風がさわやかです。秋の湿原の草紅葉やシラカンバの紅葉も美しいです。
岐阜県が全国に誇るふるさとのじまんとなるものを「岐阜の宝もの」として認定しています。2011年10月に「天生県立自然公園と三湿原回廊」は「岐阜の宝もの」に認定されました。 |
駐車場からシラカンバの林を抜けると木道があり、ミズバショウとザゼンソウが現れます。 ミズバショウの花は?ミズバショウの花びらと思われる白い頭巾のような部分は、実は花ではなくて「仏炎苞(ぶつえんほう)」と言われるもの。仏様の後ろのある「光背(こうはい)」に似ていることから名付けられたといわれています。『苞』は葉が変化したもので、花に近い葉というような意味です。本当の花は、『苞』の中心にある淡黄色の細かなもので、たくさんの花の集団です。虫眼鏡などで見ると、一つひとつの花に、花びら4枚、雄しべ4本、雌しべ1本があることが分かります。 |
必要な体力の目安
コース/目的地 | 所要時間(往復)※ | 体力度 |
---|---|---|
池ヶ原湿原 | 1h | ★☆☆☆☆☆☆ |
※ 50〜60代女性の標準的な体力を想定した目安です。
- 飛騨古川駅
- 池ヶ原湿原
- 国道360号線 塩屋トンネルを出て突き当りを右折。
- 森林基幹林道 洞~数河線を道なりに登ります。
- 塩屋トンネルから車で11km(約20分)です。駐車場入り口に案内標柱あり。
- 池ヶ原湿原までの林道は中型バス程度なら通行可能です。冬期通行止めあり。
- 林道には落石があるためパンク等、通行にはくれぐれもご注意ください。
名称 | 池ヶ原湿原 |
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所在地 | 池ヶ原湿原駐車場(飛騨市宮川町洞) |
パーキング情報 | あり |
公共交通機関 | - |
施設設備 | 駐車場にトイレ(利用不可能な時期あり 要確認) |
問い合わせ先 |
NPO法人 飛騨市・白川郷自然案内人協会 TEL/FAX: 0577-65-2211(電話は平日のみ) E-mail: sizenannai@zm.commufa.jp 一般社団法人 飛騨市観光協会 TEL: 0577-74-1192 / FAX: 0577-73-0099 E-mail: info@hida-tourism.com 飛騨市役所観光課 TEL: 0577-73-2111(代) / FAX: 0577-73-6866 E-mail: syokokanko@city.hida.gifu.jp |
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