~こころこめ つくって迎える お正月~
10年目となる「しめ縄作らんかよ」。飛騨市神岡町の森下良一さんに出会えたことがきっかけで、以来、しめ縄をつくる集まりを続けています。(森下さんは自宅でお米を栽培し、その稲わらで地域の公民館などのしめ縄も作っていらっしゃいました)
普段は奥山の森や里山などをガイドする自然案内人協会のメンバーと一緒に、歳神様を迎える準備をしてみませんか?
しめ縄作らんかよ
こだわり
その1 伝統・伝承にこだわる
森下さんに教わった作り方と共に、身近な自然やご縁に感謝し節目を大切にする心を受け継ぎます。
その2 地元飛騨産の材料を使う できる限り
(1)飛騨市古川町太江地区の酒井さんの圃場で育てた稲は、真夏に穂が出た直後の青いうちに刈り取り、青々しさを残すために日陰で保管しました。
(2)御幣の紙は飛騨市河合町の長尾さんが原材料から栽培して手で漉いた山中和紙。飾り物のサカキやマツ、ナンテンも地元の山などから集めます。
その3 しめ縄作らんかよ を通して「身近な自然の恵みをいただき、感謝し暮らしてきた」飛騨人の心と暮らしを受け継ぎ育みます。
今年の盛夏に刈り取った青い稲わらを使い、この日のために山で見立てたマツやサカキ、ナンテン、飛騨の手すき和紙「山中和紙」でつくられた御幣など、ほとんどが飛騨産の本物の素材で飾り付けし、どっしりとした趣のあるしめ縄を作ります。
ワラは柔らかく扱いやすいようにするための、ワラ屑の選りや木づちによるワラ打ちは事前の下準備で済ませてあります。3時間足らずで世界に一つだけの手作りのしめ縄が完成します。
作り方を覚えたい方、暮らしに根付いた手仕事や文化に興味のある方、お子様に体験させたい方など皆様のご参加をお待ちしています。
この体験を通してしめ縄のつくり方を覚えられるほか、お米を主食にして自然の恵みを受けて暮らし育まれてきた飛騨人の心に、気付くことができるかもしれません。
そして、より厳かな気持ちでお正月をお迎えしてていただけるに違いありません。
盛夏に稲を刈り取りと手入れしました!
大変な作業なので「ヒダスケ」を通してたくさんの方にご協力いただきました。
足も使ってワラを綯(な)います
飾り付けしていよいよ完成に!
2023年の参加者の声
「立派なしめ縄ができた」
「ホームセンターではもう買えません」
「楽しかったです。手作り感と伝統を大切にしてくださっているのが嬉しいです」
「毎年楽しみにしています。しめ縄を玄関に飾って年を越すのがいい年の迎え方になっています」
「以前から作ってみたいと思っていて、良い機会をいただきました」
「初めて参加しましたが、丁寧に教えていただき完成することができました」
「地元の素材がたくさん使ってある」
「スタッフの笑顔で楽しく作れた」
「分かりやすく教えていただきました」
「しめ縄の由来を教えていただきました」
「アットホームな感じと飛騨を大切にしているのもすごく伝わりました」
「何度来ても楽しいし、毎回違うものができるけど自分が作ったという特別感!」
「ゆったり作成できました。素材が充実していて出来上がりが素晴らしい」